ネット広告業界で就職するための知っておきたい仕組み


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どうも!広告業界に2年勤めたショウダイです。

広告業界って聞くとなんか響きがいい。

でも、実際どんなことをしているのかよくわからない。

そういう人にわかりやすく解説します。

ここでは一番熱いインターネット広告についてです。

業界分析の参考までに。

広告業界はどうやって収益をあげているのか?

簡単に言うと、

メディアから広告枠と呼ばれる箱代理店が150万円買う。

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代理店は「このメディアの広告枠で200万円で広告配信しますよ」って売っていく。

こうして200万円ー150万円=50万円の利益が発生する。

広告の事業ってとても複雑なイメージがあるけど、難しくない。

メディアから仕入れた額より高い額をクライアントに売って、収益を上げているだけ。

ちなみにインターネット広告の特徴は同じ広告枠に複数のクライアントの広告を乗せることができる。

例えば、同じサイトを10人見ていたとしたら、10人に同じ広告を見せるのではなくその人たちのネットの履歴を基に最適な広告を選んで配信できるのだ。

だから1つの広告枠を10クライアントに売ることも可能です。

さっきの例で言うなら

50万円×10クライアント=500万円の利益を1つの広告枠で作ることができる。

このようにネット広告は1つの広告枠を複数のクライアントに売って収益を上げている。

ネット広告はコスパが重視

ネット広告はの最大の特徴はネット上に配信されているので、費用対効果がはっきりしている。

費用対効果とはコスパの良し悪しのこと。

例えば、100万円で広告配信して売上が800万円になった広告A。

それに対して同じ100万円で広告配信して売上が300万円になった広告B。

広告Aと広告Bはどっちがコスパがいいでしょう?

もちろんコスパがいいのは広告Aですね。

ネット広告はこのように費用対効果が悪い広告は止めるし費用対効果が高い広告は配信を続ける。

費用対効果が重視される世界であることを頭に入れて置いて欲しいです。

会社を選ぶときの3つのポイント

・ネット広告事業が主力であること

・ディレクターやコンサルなど人工知能に代わりが効きにくい職種にすること

・経営者の考えを好きになれるかどうか?

上2つのポイントはこの記事に書いてあるので知りたい人はこちらをご覧ください。

www.showdy5.com

経営者の考えがどうして重要なのか?

広告業界の仕事は経営者の考えが合わないと続けられません。

広告代理店のお仕事は結構クライアントに振り回されるお仕事です。

世の中には「10分以内に返信しないと取引を打ち切る」と脅すクライアントもいます。

そういうクライアントに限って注力クライアントだったりするんですよね、、。

こんな風に仕事で振り回されてるのに加えて、会社に不満があるという状態だと長続きはしないです。

会社は経営者の考えを中心に回っています。

例えばぼくがいた会社の考えは「合わない奴は辞めろ!」でした。

当然、離職率が高くても改善には動かないし、体調不良、鬱で辞めていく人がいても改善には動かないです。

それが文化になってしまっている。

ぼくはそれに耐えられず、辞めました。

このように会社は経営者の考えが反映されるんです。

だから会社を選ぶ前に自分の考えと経営者の考えがマッチしているかホームページで調べてください。

ただ、ホームページはどこの会社もきれいごとを書いていい子ぶっているので、「転職会議」を使ってみるのもありです。

jobtalk.jp

このサイトは会社にいた人が口コミを書いているサイトです。

ぼくがいた会社も載っていましたが、驚くくらい本当のことが書かれていましたw。

ただ、すでに辞めた人が書いているので、「自分がどこまでなら許せるか?」というラインを引いて読んでほしいです。

これから就活する人へ

これを読んでいるあなたは人は広告業界に入りたいと考えている人でしょう。

でも、ぼくはこれを読んでいる人全員が広告業界に就職してほしいとは思っていません。

この記事で広告業界のことを知って、自分に合うか合わないの参考になればと思って書きました。

「もし、これを読んで面白そう!」って思ったら、広告業界だけでなくメディアを運営する仕事も考えてみてください。

広告の仕事は広告枠の転売で収益をあげています。

それと違ってメディアは広告枠を代理店に売って、収益をあげています。

メディアはアクセスを集めれば広告枠も高く売ることができるので、「どうやったらアクセスが集まるか」を考える仕事です。

これを読んでいるあなたが自分らしく働ける会社を見つけることを祈っています!



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